オルソケラトロジーはマジでリスク"ゼロ"なのか?レーシックとの違いなど
これから、オルソケラトロジーのリスクはレーシックと比べてゼロと言っていいほど、「マジでないのか?」、レーシック絶対反対派の当ブログ管理人が検討した結果をお伝えする。
結論からいうと、オルソケラトロジーのリスクは”条件次第”でマジで「ゼロだ」
オルソケラトロジーとは、専用のコンタクトレンズを使った視力矯正方法だ。
レーシックと同じような眼科で行う保険適用外の治療で、だいたい20万円前後で受けることができる。
オルソケラトロジーは、外科的な手術を一切しないので、レーシックのように目の角膜を切ったり焼いたりしない。(メスもレーザーも使わない!)
外科的な手術をしない・・・、つまり、最悪の場合は角膜「移植手術」が必要になるレーシックとは、術後リスクについて雲泥の”差”があるということだ。
レーシックなんて死んでも御免だ
レーシックは業界では、昨今手術件数がピーク時と比較して、9割減の十分の1以下になっています。
レーシックが9割減(2008年の45万件→2014年には5万件)日本眼科医会臨床ニュース
「レーシックを勧める医者がメガネをかけている」ことや「レーシック手術の後遺症に関する集団訴訟があった」ように
レーシックは、その術後の経過次第では、決して治せない後遺症に一生苦しむ可能性すらあります。
オルソケラトロジーはどうなんだろう?
レーシックは死んでも御免な私だが、とはいえ、最近本当にメガネを止めたくて仕方がない。
私は中学2年生の頃からメガネオンリーで15年以上生きてきた。
視力は今現在裸眼で左0.3、右0.1といったところでそこまで目が悪い方ではない。
コンタクトはこれまで使ってこなかったので今更試してみる気もないのだが
最近無性にメガネで不自由を感じる機会が増え、何とかならないものかと悩んでいた。
メガネはもう嫌、コンタクトは今さら嫌、レーシックはもちろん絶対に嫌
でもオルソケラトロジーなら、そんな自分の希望が叶うかもしれない。
オルソケラトロジーのリスクは条件次第で”ゼロ”だ
レーシック利権団体の力がいまだ根強いのか
世間がメガネ、コンタクト以外の視力矯正そのものに懐疑的になってしまったのか
はたまた名前が長くて覚えづらいからか
「オルソケラトロジー」は全く知名度がないように思う。
レーシックに代わるノーリスク視力矯正方法として大体的に広告すれば
9割減したレーシックの代わりに爆発的に流行ると思うのだが
まぁ、施術するのが同じ眼科医である以上、レーシックの「リスク」なんて口が裂けても言えない、認められないだろうから、イマイチアピールし辛いのだろう。
オルソケラトロジーオンリーの業界の麒麟児みたいな
眼科医版「橋本弁護士(前大阪市長)」みたいな人が出てこないと無理なのかな?
と勝手に想像してみたものの
どうにも、有名でないとそのリスクについて、実は隠れたデメリットがあって、推奨されていないのか?等と勘ぐってしまう小心者の私なので、調べられる範囲で調べてみた。
分からないことは直接大手クリニックに問い合わせた。
以下調べて分かったオルソケラトロジーのリスクのようなものを記載する。
リスク1.費用が将来的にわたって継続的に発生する
オルソケラトロジー最大の問題(リスク)はトータルの費用が高いことだ。
視力回復のための専用コンタクトレンズを原則2年~3年ごとに買い換えるので、その費用として、10万円~20万円が必要な出費となる。
メガネもコンタクトも流石にそこまで高くはないし、レーシックも術後”問題なければ”追加の手術は必要ないので、40万円も50万円もかからない。
5年ほどの短期間で考えるなら、レーシックと変わらないといえるが(現にそういう料金アピールをしているクリニックもあるが)、どう考えても10年、20年スパンの話なので、その分レーシックの2倍、3倍と費用はかさむ。
【このリスクに対する私の見解】
得られるメリットに比べればそのぐらいの出費は屁でもない。
言ってしまえば、就寝中だけ付けるコンタクトを10万円~20万円出して、2年置きに買い換えれば、後はレーシックのような後遺症リスクに一切煩わされることなく、裸眼で過ごせるのだ。
端的にいって物凄くコスパが良い。
少なくともこのほどのコスパの出費が出来ないほど私の労働生産性は安くない。
将来的にはどうせ再生医療が発達してもっと良い治療法が見つかるだろうから
ひとまず、後10年、20年先ぐらいまでも目安にやってみるのは非常に合理的だと思う。
2年おきはあくまで目安
ハードコンタクトレンズの買い替え頻度と同様なので、人によっては5年継続使用する人もいる。(もちろん医師的には非推奨)
交換費用は自由診療なので病院ごとに差がある
交換費用については、両眼で20万円程度もかかる病院もあれば、初期費用に保証料が含まれていて片眼3万円程度の費用でOKレンズの交換を行える病院もある。
リスク2.患者としての適合ハードルはレーシックより若干高い
オルソケラトロジーができる人は限られている。
あくまで専用のコンタクトレンズを使って、就寝中に角膜をコンタクトの形状圧力で「矯正するだけ」なので、視力が極端に悪かったり、重度のドライアイなど、眼球に健康上のなんらかの問題を抱える人にとっては、出来ない場合がある。
つまり、どれだけやりたくても、適応検査でアウトになるリスクがあるのだ。
事例
- 近視度数や角膜の形状がかなり悪い
- 重度のドライアイ
加えて、就寝中にハードコンタクトを付けたまま寝ることになるので
目の異物感に耐えられず、睡眠に支障が出る人にとってもオススメできない。
(大半の人は慣れるが、中にはどうやっても慣れず試用期間中にギブアップしてしまう人もいるらしい。)
【このリスクに対する私の見解】
検査受けてOKで、試してみてOKなら問題なし!!
自分の目には使えるのか、こればっかりは検査しないと何ともいえないだろう。
慣れるかどうかも、ちゃんと試用期間のあるまともなクリニックでテストすれば分かるし、これまでコンタクト付けたことがないのがちょっと不安だが、不眠症ではないし、1週間も試用期間があればやれそうかどうか分かるだろう。
リスク3.コンタクト初心者にとっては色々面倒くさい
※このリスクは現コンタクト利用者にとっては全く関係ない。
メガネは気が向いたら拭けば良いし
レーシックは乾燥したら目薬をさせば良い
それに比べてコンタクトレンズの面倒くさいこと!!
それに比べて、コンタクトは毎日の洗浄はかかせないし
ポロッとなくす危険があるし
目に異物感があるだろうし
花粉症の時期に気軽に目を掻けないし
うーん、想像するだけで面倒くさい。
おまけに異物感が強いとされるハードコンタクトだと
そんなものを付けたまま寝るなんて大丈夫なんだろうか
【このリスクに対する私の見解】
悩んでいても仕方がない。
なにはともあれ
適応検査を受けないと、そもそも自分の目で「使えるのか」分からないし
試用期間で使ってみないと、寝れるのか、実際にどのぐらい視力が改善するのかも分からない。
コンタクトを付けて寝るだけで視力矯正なんてちょっと信じられないものであるし
まずは試してみないことには何ともいえないので
さっさとクリニックを選ぶことにする。